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一時を繋くかたち '19一

日時: 2019年12月14日(土)~21日(土)

12:00~18:00(最終日16:00まで)
会期中無休

ー寄り添うかたちー から5回目は 一時を繋ぐかたち一 へと続きます。 今年も自然災害は大きなキズ跡を残しました。 地球をひとつの星として、皆で共有しなくては? という思いです。作家達のメッセージを令年も展開致します。

☆レセプション + アーチストトーク + 和み
12月14日(士)16:00pm~19:00pm

◎展示作品
菱刈俊作・仮のはなし
栃木美保・ときをつなぐかたち
山岸俊之・見なかった風景を形にする
佐藤省・雨を繙く一垂直に立ちのぼる魂を放つ
相田朋子・パラタイパラ多
岸哲也・夏のノート1・2
近藤あき子・たとえ天地が何回落ちようとも、
倉本陽子・風と感じて
黒須信雄・バンゲア
川村紗智子・あなたからあなたへ


 

久保利 直美・中村 万里子 二人展
― 結 ―

日時: 2019年11月9日(土)~17日(日)

12:00~18:00(最終日16:00まで)
会期中無休

日本刺繍+彫金
高校・大学共に学ぶも早くも半世紀、初、二人展
日本刺繍・掛袱紗・牡丹紋/彫金・ブローチ・アクアマリン



 

クレイ・ワーク・スタジオ 陶芸展 2019
同時開催 川村紗智子 ― 器展 ―

日時: 2019年10月22日(火)~26日(土)

12:00~17:30(最終日16:00まで)

☆オープニングパーティー
10月22日(火)15:00より

出展: 田代 敏枝/田中 郁子/黒田 七重/本間 朝子/小川 紀代/長谷川 まり子/田中 治子/大久 保聖子
指導: 川村 紗智子




 

金沢健一展 自由になるための規則と偶然性

日時: 2019年10月4日(金)~12日(土)

12:00~18:00(最終日16:00まで)
会期中無休

規則や偶然性を未知なる形態や空間を探るきっかけとして捉える。
自由と発見。
20代の出発点から、その様な造形手法で作品制作を続けてきたのだと思う。
金沢健一


 

中村經子展 ―草木染手織紬の帯と布―

日時: 2019年7月6日(土)~14日(土)
12:00~18:00 (会期中無休) 最終日16:00

ギャラリー水・土・木15周年記念
☆七夕イベント・ミニライブ+和み
7月7日(日)16:00~18:00
インド古典音楽・演奏・中村仁
25名様迄/会費¥2,500/要予約


 

第四回洩花之能「湯谷」 (※7月15日開催) 事前講座

講師: 友枝真也
日時: 2019年6月28日(金) 18:00~

参加費: ¥2,000/先着20名様まで
ギャラリー水・土・木までご予約を御願い致します。

誰もが名曲と呼ぶ「湯谷」。
その理由を面装束・実演を御覧頂きながら解説いたします。
尚、この講座に参加された方限定で、当日(7月15日)上演後のバックステージツアーに御招待いたします。


 

森田拾史郎 展 - 韓国の仮面を撮る -

2019年5月10日(金)~18日(土)
12:00~18:00(会期中無休)
※最終日は16:00まで

☆オープニングトーク+和み
5月10日(金)15:00~
20名様迄/会費¥2500(要予約)
小倉一夫(編集計画研究所)+ 森田拾史郎


 

チェレンコフの光 - 戸山 灰 個展
“Cherenkov radiation” KOYAMA Kai Art Exhibition

2019年3月8日(金)~16日(土)
12:00~18:00(会期中無休)

作家在廊日:8日、9日、10日、14日、16日

「チェレンコフの光」とは、強い放射線が水中を通るときに生まれる光のこと。福島原発事故いらい、私たちは見えない放射線に日々、射抜かれて暮らしている。抽象画の展示。

★アーティストトーク「武器輸出?原発?絵画?」
 3月9日[土]15:00~17:00

「線について」 戸山灰(こやま・かい アーティスト)

 絵画は光を、ただの平面の上で表現しようとする。

 そのために色があり、面が作られ、形が生まれる。
けれども、人の似姿や、テーブルの上の瓶などを描くのはそれほど好きではなかった。

デッサンからなんとか逃げ出そうとすることが、私の絵の始まりだった。
ではいったい何を描こうというのだろうか。

 2011年3月11日が来た。その時期、この社会はいっぺんに崩壊してしまいそうに見えた。
私はガイガー・カウンターを買い、あちらこちらを計測しては、デジタル表示器に現れる数字を凝視した。

道の側溝や水たまり、滑り台の下。水が集まるところには、見つけようと思えば比較的線量の高い場所がたくさんもあった。

 こうして、放射線を見る「もうひとつの目」を持つことにはなったが、私の絵が、そのことで急に変わったわけではない。

ただ、前にしていたように、目に見える光景の抽象度を高めるといった、ゆるやかな作業をしていては、とても現実に追いつくことはできないし、また、風刺画のような手法を使って、放射能に汚染された社会や政治を描くこともまた、私の脱・具象の取り組みのなかでは、おそらく「逆コース」になってしまうだろうということも感じていた。

 そんなある日に、濃い紺色の油絵具の置かれた面をひっかいてみたら、絵の中に、ふいに細くて白い線が現れた。
もともと油絵は色で作られた面の連続によって何かを描こうとする。しかしここには、新しい描き方が見つかりそうだった。
目に見えないものに近づくこともできるかもしれない。

 絵の上の線は、放射線にも通じる。「チェレンコフの光」は描けるか。


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